同じ戦隊ものでも「円盤戦争バンキッド」や「忍者キャプター」は消え去ったのに、「秘密戦隊ゴレンジャー」はスーパー戦隊シリーズとして語り継がれているのは何故ですか?
現在、「ゴレンジャー」と「ジャッカー」は戦隊ものも最初の2作とされていますが、以前は別格あつかいでした。
そこで、「バトルフィーバーJ」から論を始めます。
「バトルフィーバーJ」以降の戦隊ものの特徴は、
・ヒーロー側が3人~5人程度のグループである。
・ヒーロー側は武器を用いたり、メカを乗り回したりする。
・最初は等身大の怪人と戦うが、最後は巨大化した敵とロボットに乗って戦う。
ということです。
これは、「仮面ライダー」等の等身大ヒーローと「ウルトラマン」等の巨大ヒーローとを融合させたものといっても良いでしょう。
そして、見逃してはならないのが、これらの特徴がスポンサーの玩具会社の商品展開と合致するということです。
逆にいえば、これらの条件を満たせば、他は比較的自由になるということです。
この一定の枠組みをフォーマット化することにより、戦隊ものは長期シリーズと
なることができ、その中で、様々な試みがなされてきています。
初期の2作は、巨大ロボットこそでないものの、他の条件は満たしています。
また、「バトルフィーバーJ」にさきがけて、「5人組ヒーロー」を登場させた意義は大きいです。
長期シリーズの始まりとなったこと、および、第1作としてのインパクトが、「ゴレンジャー」の人気を高らしめている、ということでしょう。
「バンキッド」や「キャプター」はヒーロー側がチームを組んでいるという
意味では、「戦隊」といえなくもないですが、そのフォーマットを活かした
後継作品を持たなかったために、知名度が低くなっています。
まず「円盤戦争バンキッド」は東宝製作です。
スーパー戦隊シリーズは東映製作なので別物です。
次に「忍者キャプター」は製作こそ東映で同じですが、
放送系列が東京12チャンネル系です。
スーパー戦隊シリーズはテレビ朝日系です。
シリーズとしては当然カウントされないと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%86%E7%9B%A4%E6%88%A6%E4%BA%89%E...
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%8D%E8%80%85%E3%82%AD%E3%83%A3%E...
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