秘密戦隊ゴレンジャー1話をYOUTUBE(公式)で見たのですが、戦闘員がやたら人を殺しまくっていますよね。あれって当時の子供は恐怖を感じなかったでしょうか。
自分がもし幼いころ見ていたらトラウマになってしまうと思うのですが、昔の子供は肝っ玉が強かったのですか?
今や悪の軍団のザコ兵士は本当に「ザコ」で、みんな恐怖を感じません。
しかし、彼らも怪人。
実際は人間なんか話にならない強さを誇ります。
それを表現するために殺人や破壊を行わせていたんでしょう。
ちなみに、私が子供の頃見ていた星獣戦隊ギンガマンの戦闘員「ヤートット」も町で強盗、殺人、誘拐を行っていて当時の私にとっては恐怖の存在でした。
ちなみに今ハマっている戦隊モノのパロディ「天体戦士サンレッド」は今昔の戦隊っぽさもあっていいですよ。
怪人は単騎でアフリカゾウを何匹も沈められるほど強力なのに、レッドがもっと強いので怪人は弱く見えてしまうのです。
それほど怖いという印象はありません。
そういえば、ゴレンジャーは初めの頃は割とシリアスで、格闘も笑いを取るものは少なく、ゴレンジャー・ストームも後のようなユーモアあふれる存在ではありませんでした。
今回、戦闘員が殺しまくっているのはイーグルのメンバー、いうなれば職業軍人で、日常的な存在ではありません。
この程度の描写は、それほど残酷ではありません。
むしろ、普通です。
この当時の番組は、ちょっとすごいです。
同じ石森作品のイナズマンでは、血まみれにドクロのついた怪人(ギロチンデスパー)が出て暴れたり、
仮面ライダー・アマゾンでは、「大切断!」の掛け声で敵の獣人が派手に血しぶきと悲鳴を上げ、絶命していました。
さすがに、ウルトラマンに出てくる怪獣が光線技で切断されるのは可哀想に思いました。
ただ、「仮面ライダー」でショッカーの怪人が民家に侵入し、民間人を特殊な方法で殺して、死体が消滅するのは怖かったです。
毎回、恐怖を与えた怪人はライダーに蹴飛ばされて退場するので、安心です。
ヒーローが恐怖の原因を取り除くので、トラウマになりませんでした。
今の世の中、秋葉原の歩行者天国や大阪の小学校に怪(しい)人が現れて、大量虐殺をはたらくが、その都度、ヒーローは現れず、人々はその記憶をいつまでも持ち続けてしまう。
それを想起させるような描写、人を殺しまくる戦闘員とかは、もうだめなのでしょう。
>昔の子供は肝っ玉が強かった?
そうかもしれません。現代人が精神的に弱くなっているというのは、よく言われている事です。
実際、そんなシーンで怖いと感じた経験がありません。むしろ、「仮面ライダーストロンガー」のサタン虫(敵組織・ブラックサタンが人を操る時に使う。立花のおやっさんも、これに何度か操られた事がある。)の、耳から入り込んで相手をコントロールするという描写の方が怖かった印象があります。直接的な暴力描写よりも、人を操ったり、洗脳する描写の方が怖かったですね。
ですから、小さい時はウルトラマンのザラブ星人が怖かったです。友好的なフリをして、催眠術で人間を操ったりとか…。
・放送コードが甘かった、って言うか、そういう残虐シーンについては今ほど厳しくなかったんで、残虐シーンは結構ありましたね。
・って言うか、子供そーいう状況が当たり前、と思ってました。
人を切れば血が出る、そして死ぬ、だから奴らは悪いんだ、ゴレンジャーが退治して当然だ、って感じです。
リアルタイムで見ていた当時の子供が言ってるので、間違いはないですよ(笑
・3歳年下の妹なんぞ、崖から人間が突き落とされるシーン(もちろん、傍目に見ればマネキンに服を着せて突き落としているんですけど)を見て
「いらない人間を突き落してるんだよね」
と言ってのけましたから、当時の子供がどんだけなのか想像出来るかと思います。
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