2012年5月7日月曜日

現在仮面ライダーについて

現在仮面ライダーについて

仮面ライダーからRXまで(JやZOなどは見ていないため不明)ライダーたちは怪人に向かって組み手(要は肉弾戦)で戦っていました。クウガから実際見ていませんがシンケンジャーと共演でディケイドを見ましたが、CGやら合成などで迫力に何だかこだわりすぎて仮面ライダーとは全くの別物に見えました。電王のデンライナー見ただけどあんなのもはや仮面ライダーではないです。何でそう今の別物仮面ライダー技とかメカに関して迫力にこだわりますか?







質問者さん(貴方)の言っている事は良く分かります。



確かに僕からしてみてもあれ(平成ライダー)は最早僕の知っている仮面ライダーとは完全に違って(掛け離れて)います。



僕も貴方の言う通り平成ライダーはあまり好きではありません。その理由にCGが多い所等です。



と或る雑誌で見た事があるのですがWはCGが多いみたいで、CGを使うと今一迫力に欠ける物(所)がありますし、悪の組織が充実していない、戦闘員等の影が殆ど無い所等(平成ライダーが今一面白くない理由)。



何故メカに関して迫力に拘(こだわ)る理由は格好良さを引き立たせる為では無いでしょうか?



確かに電王のデンライナーを見るとあんなのもうライダーでは無いという貴方の考えも良く分かります。



僕が1番こんなのライダーではないと思う理由(平成ライダーを好まない訳は)マフラーをしなくなったという理由です。



現在のWではサイクロン系のフォームのみに銀のマフラーをしていますが、それ以外のフォームはしていません。



話を戻しますが、3番目の回答者が言う様に例えファン、スタッフがライダーとして認めない(あまりライダーとは思わない)にせよ東映と石ノ森プロが「仮面ライダー」と認めた物は全て仮面ライダーの名を引き継いで行くのです。



それに現在の特撮番組での火薬等の使用が少なくなった事(理由)も規制が厳しくなった事や、危険という事からでは無いかと思います。



予断ですが、以前テレビのニュースで或る映画に使う火薬の調合をしていた所不注意でその火薬が爆発してその調合を行っていた人が怪我をしたというニュースを見た事があります。



4番目の回答者が言う様に「悪の秘密結社」という組織作りが出来たのも当時の情勢も関係あった様に思えます。



時代と共に作風が変わって来る事は「仮面ライダー」に限らず戦隊ヒーロー、アニメでも同じ事が言えるでしょう。



またまた予断でありますが、僕はCGという物を使う事自体が迫力に欠けると思います。



ここで昭和と平成ライダー出演者の簡単な違いを記して置きます。



昭和では藤岡さんから始まっていますが昭和では主に武道の有段者が多い(身体能力が高い)ということです。



藤岡さんが、柔道3段、空手初段等、(V3の)宮内さんが空手3段、柔道初段、速水さんが柔道2段、(ストロンガーの)荒木さんが、空手、柔道初段、ラグビー、陸上の長距離、水泳、スーパー1の高杉さんが空手の有段者でもあり元自衛隊でしたし(中学や高校では剣道の大会で優勝する等)の所謂(いわゆる)スポーツマンが多く起用されていたみたいです。



平成では身体能力は関係無く知っての通り美男子(イケメン)が数多く起用されていることです。



因みに昭和のイケメンと言えばスカイの村上さん、BLACK(RX含む)の倉田さんと思います。



またまた予断を挟み長くなってしまいましたが、僕が思うには昭和、平成関係無く仮面ライダーは永遠のヒーローな訳ですから、どんなに時代が変わっても(違っても)マフラーを付けた(巻いた)ライダーが是非とも復活して欲しいと思います(戦闘員等も含めて)。



最後ですが、確かに昭和のライダーでは例えカナヅチでも川に落ちたり(飛び込んだり)、煙突の上に立つ等現在では到底考えられない様な凄まじいアクションを平然とこなしていますが、2人目の回答者を言う様に「人身的」が起こっていた事も事実なのです。








そんな貴方に牙狼をオススメします。







気持ちだけでしたら私も同じようなものですが、時代の変遷として割り切るのが一番と思います。

現在は2010年であって1971年ではありませんし、昭和の子供が現在も子供ではありませんから、これは時々の視聴対象者である子供が判断すべきことでしょう。

それに所謂「悪の組織」が描かれなくなったのは、並走する「戦隊」との住み分けもありますが、「仮面ライダー」というタイトル需要に我々のような年長の視聴者も存在すると認識されての一面もあると思います。ある意味中途半端な現在の状況もやむを得ないでしょう。

個人的には小さい子供たちが「彼らの仮面ライダー」として喜んでくれていればそれで良いと思います。かつての私達がそうであったように。

「私達の仮面ライダー」は今も私達の胸の内にいる。それで良いではないですか?。







言いたいことはわかりますが、昔と同じような作品ばかり作り続けていてはどうしてもシリーズの先細りは避けられないので、時代とともに作風が変わるのもやむを得ないでしょう。

ショッカーに始まる「悪の秘密結社」という要素も、本で読んだところによるとKGBなどの諜報機関が暗躍する冷戦時代だからこそ生まれた発想らしいので、そのような要素が薄れてくるのもこれまた時代の流れですね。ただし、作品によっては戦闘員のような輩もちゃんと出て来ますが。







あんなのは仮面ライダーではない?

誰がどう思おうが、東映と石森プロが「仮面ライダー」の名を冠したものが全て仮面ライダーです。







アクション監督の横山誠氏が以前「最近の仮面ライダーは甘い」と発言しています。

私個人は横山氏が言う程、現況が緩くなっているとは思えず、何割かは言いがかりの様に聞こえます。

確かに以前のシリーズでは、カナヅチを海に放り投げたり数十メートルの煙突上に立ったりと、尋常でないアクションを次々披露して迫力有る画面造りに貢献しています。

ですが、それ相応の「人身的」事故を発生させているのも事実です。

CGで済むならそれを活用するのも良いと思います。実際に演者に火薬を仕込まなくても良い訳で、画面がしょぼくならないならOKでしょう。

また、ハイビジョン対応なので、クウガの時期に上層部から「全てアップ用衣装でやってほしい」というトンでもない要望があったそうで、アクション用衣装もある程度のクオリティを求められています。現場も大変なんです。

また、制作費のかかる特撮番組ですので、スポンサーの購買促進にも協力しなければならないのは当然かもしれず、その辺りも影響は大です。

環境や情勢は変化しています。以前同様の撮り方は出来難くなっています。

その状況での番組造りなので「時代に沿った造り方」と解釈されて頂ければ、と思います。



乗りかかった船です。補足します。

第一作から続いた悪の組織のフォーマットは、奇しくも「戦隊」という「分家」、別路線で継続しているともいえそうです。

「BLACK」で廃止された戦闘員ですが、当時もライダーらしさを望むファンからは復活を望む声は確かにありました。

ところが「RX」で工作員として復活した「チャップ兵」に対しては「何で復活させた!」とも言われ、要不要は個人の好みになっている事が浮き彫りになった様に思われます。

組織に関してですが、これも好みに寄ってしまうようです。また、先にも記した様に「戦隊」との差別化で大々的な組織は見合わせている様にも観られます。



今年の「W」は石ノ森テイストが濃いようで、オールドファンにも好評です。また、数年前に制作された「仮面ライダーFIRST」「仮面ライダーNEXT」なる劇場版も旧作を継承していますので、そちらを観てみる事もお進めします。







派手なアクションシーンを増やして

視聴率を取るためじゃないですか?

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